結婚式の引き出物や引き菓子はどのように手配すれば良いのか迷うカップルは多いと思います。
その手配方法で多いのは、式場が行うまたは提携しているブライダルフェアを利用することです。定番の引き出物や引き菓子が一堂に揃えられ、実際の商品を目で見ることができ、そのお店の営業スタッフも参加しているので詳しい話を聞くことができる展示会のようなものが開かれています。
それらに参加するには結婚式場からの案内や、自分でネットで検索して申し込むタイプもあります。それ以外にはインターネットでも多数の業者が引き出物・引き菓子を紹介しているので、サイトを利用することです。一般的には個人手配をした方が料金は抑えられる傾向があります。
引き出物を考えるのは結婚式において大きな仕事の一つですが、ゲストによって贈り分けして良いか迷うところだと思います。
引き出物の贈り分けはOKです。というのは、結婚式に招待するゲストには様々な立場の人がおり、親しさやお付き合いの度合いも人により異なります。
ついてはご祝儀も3万円の人もいれば、10万円以上を包んでくれる人もいるため、お世話になっている度合いが強い、高額のご祝儀を頂くといったゲストに対してはその他の人とは一線を画した引き出物を選ぶということは多く見られます。また、家族構成や生活スタイルによって異なる商品を選ぶことは気遣いにもなるので、失礼にはあたりません。
結婚式での引き出物は、地域によって差がありますが重くなく、持運びに困らないものが選ばれます。結婚式での引き出物で、選んではいけない品物としては、食器や刃物があります。食器は割れてしまうことからきており、仲が割れてしまうということを連想させるため避けられます。刃物に関しても縁が切れる、という意味合いになります。
この他には、お茶や重箱があります。お茶は本来葬儀の際にお渡しすることが多いので、ハーブティであっても選ばないようにします。重箱は重ねることができることから、結婚と離婚を重ねるという意味合いになります。
引き出物を自分でラッピングする際には、マナーをしっかりと把握しておくことで、正しい状態に仕上げられます。
結婚式などの慶事における引き出物の場合、包み紙を二枚重ねて包むという方法が正式で、キャラメル包みでは、左から右の順に紙を合わせて右の紙が上になるように包みます。また、斜め包みでは、幸せを逃さずに多く受け止めるという意味を込め、折り返しの下部分が上から折り返した部分の上になるように包む必要があります。
なお、初めて引き出物のラッピングを行う際には、インターネットの動画サイトが役立ち、具体的な方法を動画でチェックできます。
最近はやりの引き出物宅配サービスについて
結婚式での引き出物は、昔から好まれてきた逸品があります。その様なものにはひとつひとつ、きちんとした意味合いがあります。鰹節は勝男武士の意味合いがあり、古い時代から縁起物として利用されてきました。又、雄節や雌節が一対になっていて、夫婦円満としての意味合いも持っています。
お赤飯はお祝いには欠かせない物として知られていますが、赤色は古くから災いを避けるパワーがあると、言われていて魔除けとしても利用されています。昆布は慶ぶとの語呂合わせで、縁起が良い物とされています。又、子生婦とも言われていて、子孫繁栄の意味合いもあります。こうした逸品を選ぶことをおすすめします。
結婚式に参加するゲストは、性別はもちろんのこと、年代や関係性もさまざまです。その人たちの好みに合わせて引き出物を選ぶのは至難の技でしょう。それでなくても結婚式や披露宴など、多くの事を決めていく時期で忙しくなっています。
ゲストに喜んでいただくためにも、時間節約のためにもこの様な場合には、カタログギフトを渡すのがいいでしょう。
カタログギフトは商品だけではなく食事や温泉などの券も入っていますので、多くの中からセレクトすることができます。カタログギフトであればゲスト自身が好みのものを選べますので、こちらで決めるよりも喜ばれるでしょう。
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