線香の本数。ネットショップ運営Plus

線香の本数

皆さんは仏事などで線香をお供えする機会は結構あるのではないでしょうか。

線香をお供えする時に皆さんは一体、何本の線香を使っていますか。お寺やお墓などでは一本の場合も見かける事がありますが、複数の場合もあります。

実は、宗派や言い伝えなどによっても違ってきます。そのため、どの本数が正しいとは一概に言う事はできません。

まずは、自分がどこの宗派に属しているのかをしっかりと調べる様にしましょう。そして、その宗派などに従った本数を利用するといいでしょう。

お線香とは？調合の仕方は

お線香は、日本では、昔から仏事やお墓参りなどで欠かせないものです。あまりにも身近なためでしょうか、詳しいことは意外に知られていません。そんなお線香について、簡単に説明してみます。

日本での起源はかなり古く、聖徳太子の時代にまでさかのぼるといわれています。淡路島の西岸に、偶然香木が流れ着き、それを島民たちが朝廷に献上したことがはじまりとされています。それから仏事や神事に使われるようになったということです。今みるような棒状の形となったのは、江戸時代の初期ごろからだそうです。

お線香の作り方は、まずそれぞれの銘柄によって決められている各種の原料を細かく砕いてよく混ぜ合わせます。さらに香料を加えます。これらが調合とよばれるものです。調合された材料にお湯を加えてねり、円筒形にします。この状態のものはねり玉といわれます。ねり玉は成型機に入れられて押し出され、切りそろえられます。よく乾燥させ、箱詰めされて出来上がりです。使用される原料によって、屋内用の匂い線香と主にお墓参り用の杉線香とに分けられます。

お香や線香のタイプとは？

お線香や、お香には、いろいろなタイプがあります。最近では、ラベンダーや、バラ、花の香りがするタイプも出ていて、若い女性を中心に人気を集めています。

若い世代は、核家族の人も多く、香りを気にする人もいるでしょう。お香の香りがする線香もあるので、好みに合わせて使うことができます。

亡くなった人や、贈り物をする時は、香りの好みを把握して、優しい香りを選ぶと喜ばれるでしょう。臭いが苦手な人もいるので、優しいマイルドな香りを選ぶことで喜ばれるでしょう。百貨店や、通販サイトでも、さまざまなお香が販売されているので、比較してみるのも良いでしょう。

お香や線香のお店が並ぶ京都

お寺が多い京都では線香を扱っているお店はもちろん、古都にふさわしくお香専門店も多く見かけます。線香は香りを含んだ練り物を線状にしたもので、主に仏事に使用するのに対し、お香は香木の刻んだもので、香炉に炭を入れて燃やして香りを楽しむものです。

香木は白檀や伽羅、沈香などの種類があり高価なものも多いですが、最近ではスティック状で手軽に楽しめるお香も豊富に揃っています。ジャスミンなどアロマ効果の高い香りをお部屋に漂わせることによって、リラックスしたり心地よい睡眠に導いてくれる効果もあり人気となっています。

お香と線香はどのように違うか

お香に似たものに線香があります。どちらも作り方の工程は同じようなものですが、利用の仕方に違いがあります。

お香は香りを楽しむもので、線香は仏壇や仏事などに用いられるものです。ですが、香りが好き、落ち着くというのであれば、反対の使い方をするのは一向構いません。良い香りを嗅ぐことで、気持ちが落ち着いたりリラックスしたりする効果があります。

色々な香りに触れて、自分の好みの香りを探してみることがおすすめです。気分をリフレッシュしたい時、やる気を出したい時、それぞれのシーンに応じて、好みの香りを見つけてみましょう。

仏事用線香代わりにお香を焚いても問題ない

お香にはさまざまな種類があります。樹木系やハーブ、棒状のものや円錐型など、たくさんの香りや形から選ぶことができます。

仏事に用いられる線香は、棒状で白檀の香りのものが主流です。葬儀や墓参りの際はこちらを使用する方も多いですが、供物と同じように、故人の好きな香りを焚いてあげたいと考える方もいるでしょう。成分としてはほとんど同じものなので、仏壇に馴染みのお香を焚いても問題ありません。

最近ではお菓子の香りを付けたものも販売しているので、時には仏事用以外の線香をあげてみてはいかがでしょうか。故人の思い出に花が咲いて、家族の団らんにもつながるでしょう。

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